公認会計士会費のお得な支払い方

会計士 会費 公認会計士試験

※この記事にはプロモーションが含まれています。

監査法人勤務だと会社がまとめて支払ってくれるのでいいのですが、事業会社勤務の公認会計士やフリーの会計士の方で会費を自分で支払う場合は、年間10万円程を支払う必要があり、負担感があります。
又、会費が2割上がるという話もあり、益々の負担増が見込まれます。

そこで少しでも負担感を和らげる方法を考えてみました。

公認会計士の会費

公認会計士の会費は、普通会費と地域会費から構成されています。

普通会費は月額6,000円、地域会費は地域により異なり、3,500円~4,500円です。
会員数が多い地域程会費が安くなっているのでしょう。
2021年度の会費は以下の通りです。

  月額 年額
北海道会 4,500円 54,000円
東北会 4,000 48,000
東京会 3,500 42,000
埼玉会 3,500 42,000
千葉会 3,500 42,000
神奈川県会 3,500 42,000
東海会 4,500 54,000
北陸会 4,500 54,000
京滋会 4,500 54,000
近畿会 4,000 48,000
兵庫会 4,500 54,000
中国会 4,500 54,000
四国会 4,500 54,000
北部九州会 4,500 54,000
南九州会 4,500 54,000
沖縄会 4,500 54,000

従って、公認会計士の登録維持にかかる費用としては、年間114,000円~126,000円になります。

入社時に会費を会社に負担してくれないか確認すること

転職の面接時には、会社の負担で登録できないか必ず確認してみましょう。
現状の規定では補助の規定が存在しない場合も、会計士登録のメリットを説明できれば、新規で設定してもらえた知人もいました。

既に入社しており、会社が負担してくれない場合で、仕事をする上で特にメリットがない場合は、一旦登録を辞めるのも手だと思います。
なお、公認会計士業務に従事していない企業内会計士の場合は、申請すれば会費を半額にすることができます。

経費にできないか検討してみる

一般的な事業会社のサラリーマンの場合は、経費にすることは難しいと思います。

給与所得者の特定支出控除があるのですが、かなり高額の支出でないと給与所得控除を上回るメリットは得られない&給与の支払者に仕事に必要な出費であると証明してもらう必要があることから現実的な方法とはいえません。

ただ、副業が認められている会社でフリーランス会計士として活動している場合は、経費にできると考えられるので、副業を始めてみるというのもいいと思います。

クレジットカードで支払う

実は、公認会計士会費はクレジットカードで支払うことができる方法があります。

独立されている方はご存知かもしれませんが、固定資産税等の税金は電子マネーのnanacoを通じて支払うことでクレジットカードの還元を受けることができます。

結果、支払い額の0.5%~1.5%程度のポイントを得ることができます。

細かい手法ですが、固定資産税や自動車税等の税金も支払う場合は、毎年50万円以上の支出になるので、ちょっとしたランチ代ぐらいにはなりますので、知っておいて損はない方法です。
又、独立している方で国民年金や国民健康保険、固定資産税等も支払う必要がある方は、nanacoで支払うことができますので、節約額は数万円になります。

まず会計士会費をnanacoで支払うには、支払い方法を口座引き落としではなく、請求書払いにする必要があります。何も登録をしないと請求書払いになります。

会計士の会費は、半年単位で請求書が来ますので、1回あたり5万円程度になります。

請求書に添付されているコンビニ払い用の用紙をもっていき、セブンイレブン(nanacoはセブンでしか使えません)でコンビニ払いの用紙を渡すだけです。

何かの買い物のついでにコンビニで支払うだけで多少ではありますが、還元されますので、知っておいて損はないでしょう。
ただ、AndroidかiPhoneを使っているかによって、チャージできるクレジットカードが異なるのとチャージしてポイントがつくクレジットカードが限定されているため、その点を考慮して使う必要があります。

Androidの場合

Androidをお使いの場合は、ポイントがつくカードが限定されています。
昔は、リクルートカード等様々なカードでポイントがついたのですが、現在は、新規登録の場合はセブンカード・プラスのみに限定されています。還元率も0.5%と渋いです。
nanacoにはスマートフォンのアプリで簡単に入会することができます。

iPhoneの場合

iPhoneの場合はApple Payのnanacoを使うことで、色々なカードからnanacoにチャージすることができます。
私は普段はAndorid使いなのですが、iPhoneもサブ端末として使っています。
私が使っているよく使っているクレジットカードは三井住友ゴールドカード(NL)です。
通常年会費が5,500円かかりますが、年間100万円の利用で翌年以降の年会費永年無料という特典があります。
通常0.5%還元ですが、年間100万円の利用で10,000ポイントプレゼントの特典があり、1.5%還元にできます。税金をnanacoで支払う場合は、100万円は簡単にいってしまうことも多いと思います。
又、SBIで投資信託積立をしている方は、投信のクレジットカード積立の還元率が0.5%→1%にあがるというメリットがあります。

Apple Payにそのままチャージするだけでは、ポイント付与対象にはならず、au Payをかませてやる必要があります。

三井住友カード ゴールド(NL)→au PAYにチャージ→Apple Payのnanacoという形で行えば、還元対象となります。
税金のnanacoの支払いにはポイントは付与されず、au payチャージの際にクレジットカードのポイントが還元されます。

コメント