公認会計士と不動産投資の相性と不動産投資のはじめ方

会計士の資産形成

※この記事にはプロモーションが含まれています。

監査法人に入りたての公認試験合格者の方は、仕事は忙しく、同時に補習所にも通う必要があり、普段の仕事をこなしていくので精一杯だと思います。

公認会計士登録をして、仕事にもなれてくると、将来について、監査法人でパートナーになれるのか、いつまでこのような働き方ができるのか不安に感じる方もいるのではないでしょうか。
特にリーマンショック時にリストラが行われ、辞職を余儀なくされるのを間近で見てきた方は、不安に感じる方も多いのではないかと思います。

そんな中、給与所得以外の収入の柱を得る手段の一つとして不動産投資を紹介したいと思います。

公認会計士と不動産投資の相性は良いのか

公認会計士は、監査という独占業務があり、安定した職業といわれています。

しかし、手に職とはいっても、パートナーにならない限りは、会計士業務は労働集約的な業務が多く、70歳まで働くといわれている中、いつまでも働けるとは限りません。
そんな方が、労働収入以外にも収入の柱として不動産投資を始めるのは、悪くはなく、以下に該当するような方には向いているのではないかと思います。

・特にお金がかかる趣味もなく、貯金がたまっている
・将来に漠然とした不安があるが、副業をやる時間がない

公認会計士の収入・業務特性・安定性から不動産投資との相性についてみていきたいと思います。

不動産投資は、放っておいても収入が入る

よく監査法人では、盛り上がっているからという理由で仮想通貨やFXといった投機的取引に手を出す方がいます。
最初は、ビギナーズラックで儲かる方もいますが、最終的には、損をして撤退する方が多く、事務所でもよくネタとして話されていました。

収益の裏付けがない仮想通貨等に比べると不動産投資の方が収益の裏付けがあり、かつ仮想通貨のように値動きも日単位で大きく変動するものではないため、監査法人勤務の会計士には向いている比較的手堅い投資かと思います。
FXをやっている会計士の中には、業務時間中に必死にスマホチェックをしている方がいました。
このような投資のやり方をしていると本業にも支障がでてしまいますし、心の平穏を保つことができません。
株式投資も利回りやかかる手間からすると魅力的な資産形成の手段なのですが、監査法人に勤めているとどうしてもインサイダーや独立性の関係で個別株の保有は制限されてしまいます。
又、集中投資していると急落時は10%程度の値動きはあり得るので、気になってしまう方が多いかと思います。
一方で不動産投資であれば、値動きはマイルドになりますので、落ち着いて取り組める点は大きいです。
又、かかる手間という面でも基本的には購入時と売却時のみしか手間がかかりまさん。
投資対象の物件を選んで購入した後は、入居者探し・家賃の入金・入居者の退去から次の入居者探しといった賃貸管理業務は、信頼できる会社に依頼すれば、自分で日々やらなければならない業務というものは抑えることができます。
そのため、繁忙期にも本業に集中することができます。
忙しい会計士にぴったりの資産形成方法といえます。
但し、確定申告は自分で行う必要がありますし、利回りを上げたい方は自宅近くの物件の管理業務を自分で行う方もいます。

なお、不動産投資であれば、インサイダー規制の対象になりませんし、監査法人からとやかく言われることはありません。
副業が禁止されている監査法人においても事業的規模で手広くやる場合を除いては、口出しされることもないでしょう。

高属性のため、ローン審査が有利

監査法人で働いている会計士の年収は、初年度500万以上、5年勤務すれば800万、8年勤務すれば1,000万は超えると思います。
不動産投資においては、融資を受けるためには、手元の現金が一定以上ある方が有利になります。
特に最近は、スルガ銀行の件を受けて、融資が厳しくなっています。
会計士であれば、3年目で500万程貯めている方もおり、早い段階で不動産投資が可能な手元資金を準備できます。
又、監査は独占業務ですので、規制に守られています。
そのため、給与の安定度でいうと公務員並みで公務員より給与は高いので、審査する銀行からすると社会的な信用もあり、返済能力が高いと判断され、お金が貸しやすいです。金利も通常に比べると優遇されます。
人によって違いますが、中古の物件でも1%後半と新築並みの金利で借りることができます。
又、収入も世間に比べると高いので、ローン金額も多く借りることができます。
これは、レバレッジを利かせることが必須の不動産投資においては、大きなメリットになります。

独立の際のリスクヘッジになる

独立の選択肢がある会計士にとってよいのは、不動産収入という不労所得があると独立のリスクを取りやすいという点があります。
最低限生活できる収入を不動産収入で確保しておけば、独立をしてうまくいかなかった場合のリスクヘッジになります。
独立の場合、企業勤務会計士と比べ、収入の変動が大きくなることが多いと思いますが、不動産という安定収入があれば、受けたくない仕事・自分のスタンスと合わない仕事を無理に受ける必要はありませんし、景気悪化時も乗り越えることができます。
又、独立してプレイヤーとして働く場合は、どうしても単価が高い労働集約的な仕事となりがちですが、不動産収入を確保しておけば、働けなくなった場合であっても自分の年金代わりにすることができます。

家族の生活のためにやりたくない業務を無理に行う必要がなくなります。
お金のために働くのではなく、やりたい仕事をやるという意味で理想的な状態と考えています。

まとめ

上記で、メリットを挙げましたが、不動産投資には、空室リスク、金利リスク、不動産価値下落リスクといったリスクがあります。
興味があれば、不動産投資の会社に資料請求をしてみればよいでしょう。
実際に物件を購入せずとも、話を聞くだけでも基礎的な話や物件の相場観がわかるかと思います。
ちなみに監査法人に勤務していると不動産営業の電話がかかってきますが、そのような物件は営業コストが乗っているため、魅力的な案件はほぼありません。
どこの会社かよくわからない会社よりもコンプライアンスがしっかりしている上場している会社の方がよいでしょう。
下記のRENOSYはGA technologiesというマザーズ上場の会社が運営しております。

RENOSYに資料請求する 

又、不動産について特に勉強したことがない、不動産投資のはじめ方もよくわからない方は高額なセミナーを受講する必要はないので、一度不動産投資についての基本的な本に目を通してみるとよいでしょう。

コメント