【会計士修了考査】TACと大原の比較 どちらがおすすめ?

修了考査勉強方法修了考査

会計士の修了考査の際に利用する予備校としてはTACと大原が代表的です。

なんとなく、2次試験の時に使っていた予備校を使う方が多いのではないでしょうか。

今回はTACと大原どちらを使うか迷っている方向けに修了考査で使う専門専門学校について考察してみました。

そもそも専門学校を使う必要はあるのか

そもそも専門学校など使わなくても合格できるしーという方もいるかもしれませんが、よほどのことがなければ専門学校を使った方がいいです。

まず監査法人や実務経験を満たせるコンサルにいれば、予備校の費用は会社が負担してくれるケースが多いですし、又社会人になると時間を買うということも必要になってきます。

監査六法等を読んで対策したり、独自に公認会計士試験のテキストを買って対策するというのは時間が非常にもったいないです。
実務の勉強は会計士登録してから嫌でもやることになるので、試験のためと割り切って最短距離で合格してしまうことが重要です。

修了考査は合格率が7割近く、みんなができる問題ができれば、通る試験のため、斜に構えず無難に専門学校の講座をとるのがおすすめです。

修了考査対策でTACと大原どちらを受講するか

私は会計士2次試験は大原、修了考査はTACを使いましたが、どの予備校を使うのがいいのでしょうか。まず勉強を始める前に迷う点かと思います。

私は2次試験時代は大原にお世話になりましたが、修了考査には以下の特徴があります。

受験要綱には以下の記載があります。

合格基準は、総点数の 60%を基準として、修了考査運営委員会が相当と認めた得点比率とします。
ただし、満点の 40%に満たない科目が1科目でもある者は、不合格となることがあります

一方で毎年の合格率は常に7割程度に調整されています。

これが何を意味するかというと問題ごとに皆がどれくらいできているかによって傾斜配点がされている可能性が高いということです。従って、皆ができる論点をいかに落とさないかが重要になります。

TACと大原の講義数、答練数の比較

■講義数の比較

TAC大原
会計実務1711
監査実務65
税務実務2016
経営実務75
職業倫理1
5038

TACの場合は、上記とは別に計算テクニック講座が5回あります。

■答練数の比較

TAC大原
会計実務45
監査実務44
税務実務419
経営実務33
職業倫理11
1632

上記は、TACの総合本科生と大原の修了考査対策Aパック(2019年12月目標)を比較したものです。講義数はTACの方が多く、答練数は、大原の方が多くなっており、合計数ではほぼ70コマと同様です。
講義数は、大原の方が少ないですが、問題集が配布されたりと演習は大原の方が多いのが特徴です。大原は税務実務のステップ答練(14回)を+8,000円程度でつけることができ、修了考査対策AパックとBパックの違いはその税務答練の有無になります。
税務実務が合否を分けるといっても過言ではないので、心配な方はAパックにするといいでしょう。

■予備校費用の比較

TAC大原
総合本科生148,000144,000

*上記は、講義、答練もすべて含んだフルスペックの講座を申し込んだ場合の値段。(2019年12月目標)TACは、Web通信の総合本科生の値段、大原は、税務実務のステップ答練を追加した場合の修了考査対策Aパックの値段になっています。

必ず値段はご自分でパンプレットでご確認ください。
上記は、団体割引20%適用後の値段になっており、大手監査法人だと団体割引が適用されます。

又、OB割的なものもあり、昔使っていた予備校を使う場合も20%引きになるようです。
値段については、TACと大原ほぼ同じで、修了考査合格がシニアの昇格要件になっている法人もあり、合格すればすぐに回収できるため、あまり気にする必要はないでしょう。

なぜ修了考査対策はTACを選んだのか

私は慣れ親しんだ大原ではなく、あえて修了考査ではTACを選んだのは以下の理由からです。

①修了考査は合格率が7割程であり、皆ができる論点をできれば合格できる

②修了考査は皆ができる問題の配点が高い傾斜配点が採用されているため、なるべく他の受験者が使っている予備校を使うべき

③従ってシェアが高い予備校を使うのが合理的

④加えて、授業内容も講師はすべて公認会計士で信頼できる、答練の完成度はTACの方が高いという評判を先輩から聞いていた(大原は、計算用の問題集が使いやすいそうです。)

ことからTACを選びました。

TACのパンプレットによると2016年度合格目標については、TACの修了考査講座受講者数は1,365名(総合本科生1,042名、セレクト本科生190名、答練パック生133名)です。

2015年度合格目標については、1,505名(総合本科生1,177名、セレクト本科生206名、答練パック生122名)です。

2016年度の受験願書提出者数は、1,785名、受験者数は1,649名、合格者数は1,147名なので、仮に総合本科生のみとしても願書提出者数の6割近くのシェアを占めているわけです。

2015年については、受験願書提出者数は、1,954名、受験者数は1,811名、合格者数は1,301名なので6割を超えています。

上記事項から皆ができる論点を回答するという意味で受験者に占めるシェアが高いTACを使った方が合格の確実性は高まると判断しました。
なお、TACだけでも高確率で合格できますが、大抵の人は答練しかやる時間がないので、確実に合格したい方は大原の答練パックだけも併せて申し込むのも手でしょう。
そこまでやる人はほとんどいないので、よほどのことがない限りは合格できるでしょう。

修了考査については、TAC、大原以外の予備校は何か特別な理由がなければ選ぶ必然性は低いです。

周りは公認会計士試験を合格した予備校を選ぶ方が多く、TAC,大原合格いずれを選んでも答練を中心に対策すれば合格できるというのが結論になります。

会計士試験は、最近は大原の方が合格者が多くなっています。慣れ親しんだ教材の方が記憶の復活が速い面やOB割が20%程度と大きいので、会計士試験時代に大原を使っていた方は大原を使うとよいでしょう。

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